原産年次大会
昨日は横浜で行われた原産年次大会に行ってきました。学生セッションに出ることがメインだったのですが、参加ついでにその後のセッションも聞いてきました。
学生セッションでは主に就職と国民への理解をどう考えているかという議論がなされていました。もう少し気の利いた質問をすべきかなとは思っていたのですが、企業での博士取得者に対する意識を聞いてみました。
聞いた感じでは、研究職ならば現在進めている研究とマッチしているなら脈あり、技術職ならば専門性の高さを見せずに問題解決能力の高さを見せれば可能性ありという感じでした。具体的には、博士課程の三年間のうちに、自分で問題を見つけ、それをグループで指導者となり解決する能力、そしてその成果をアピールできるプレゼン能力が備わっているという能力です。企業としてもそこらへんは薄々感じてはいるようですが、まだ博士卒を雇うのはリスキーな賭けのようです。
未だ博士号取得後の姿は見えないですが、企業に媚びすぎることなく、さりとて博士課程での経験を傲慢にアピールすることなく、そしてその研究に拘りすぎることなく活動していけばよいのかなと考えがまとまってきつつあります。来月中には研究室のWebサーバーが公開できそうなので、それが終わったら週末のうちのどれか一日は就職活動に使おうと思います。
下の写真は、みなとみらい線のみなとみらい駅から会場に向かう途中で見えた観覧車です。久しく遊園地に行ってないですが、行く相手がいないのだから、当然か・・・(爆)
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