2006年09月17日
観光(1日目)
学会も無事に終えることができたので、今日と明日は観光に充てることにしました。明日はハノイの近くにある世界遺産、ハロン湾の日帰り観光ツアーに参加するので、今日は市内観光をすることにした。昨日の水上人形劇の帰りにベトナム工業大学の学生から、ホー・チ・ミン博物館とホアンキエム湖を巡り途中でお土産などを買うことにした。
まずはホテルでいつもの朝食を済まし、フロントにタクシーをお願いした。タクシーで行き先をお願いする時に役立ったのが、「旅の指差し手帳」。これは父親の友達から進められて直前に買った本。内容は旅先で良く使う言葉が文字(カタカナの発音付)と絵で書かれていて、大抵のことがこれで伝えられる。確かに英語は国際語でホテルや空港で使えるけど、地元の食堂に入ったり、タクシーに乗ったりする時には英語が通じないのが現実・・・。思えば学会で韓国に行った時も屋台に挑戦しましたが、言葉の壁の前に敗れ去ったなぁ・・・。
しかし、今回はこれがあるので大丈夫!タクシー運転手も一発で分かってくれて、いざホー・チ・ミン博物館へ!

この絵は博物館の正面から撮ったもの。周りは木と芝生で囲まれていた。



ホー・チ・ミン博物館はその名の通りホー・チ・ミンの生涯が紹介されている。そして、ベトナムの独立までの軌跡が紹介されていた。
共産主義の良し悪しを論じるつもりはない。ただ、革命により誕生した政権において革命指導者が独裁政治を行うことが多い気がする。北朝鮮の金親子や中国における文化大革命時の毛沢東ぐらいしか知らないけど・・・。しかし、ホー・チ・ミンは独裁的な欲を持たなかった人らしい。また、記憶があやふやで確かではないけど子供はいなかったようだ。これには革命指導者の血を引くということで権力闘争の火種になることを避けようとしたのかなと想像した。
昨日のベトナム大学生との会話においてもホー・チ・ミンを敬愛する感じを受けたのは、このような人柄から来るのかもしれない。僕も僅かな時間でホー・チ・ミンに対してそのような感情が湧いてきたし。
ホー・チ・ミン博物館を出て、ホー・チ・ミン廟に向かった。このような廟を作ってもらうことをホー・チ・ミン自身が望んだかは分からないが、国民のホー・チ・ミンに対する気持ちの表れなのかもしれない。
本来は廟内に入りホー・チ・ミンの遺体を見ることができるのだが、僕が行った時期は休館となっており(10,11月は休館らしい)見ることができなかった。

廟の反対は国会議事堂となっている。

ホー・チ・ミン博物館、ホー・チ・ミン廟を見た次いでに、ホー・チ・ミンの家を見てきた。

ホー・チ・ミンの家にまわって来た時、スーツ姿のアジア系の集団がいてこの建物を撮っていたので、何か分からないけど撮っちゃいました。一体何の集団だったのかな?地方の役人の人達なのかな?
続いてみたのは、ホー・チ・ミンが1954年から亡くなる1969年まで執務を行った大統領府。





当時はベトナム戦争の最中ということもあり、質素な造りになっていた。ただ、その質素感もホー・チ・ミンらしさを感じさせた。
昔の大統領府からホー・チ・ミンが住んでいた家までの途中に孔雀(?)を発見!


網の陰になっていて見づらいな・・・orz。
孔雀(?)を過ぎると池があり、その近くにホー・チ・ミンの家がありました。
池にはコイが泳いでいていて、多くの人が橋からコイの姿を見てました。


こちらがホー・チ・ミンの家。高床式の家です。室内に入ることはできません。写真を見ての通り観光客が多く、二階の廊下が狭かったため一階の写真が中心です。



ホー・チ・ミンの家を見ながら、ホー・チ・ミンはこの長椅子に座りながら色々なことを考え、同志と語り合ったりしていたのかなと思いをはせた。


ホー・チ・ミンの家を見て、コイがいる池の橋を渡り、博物館の入口に戻る途中で果物の樹を発見。何の実かわからなかったけど、熟すと美味しそうだった。
博物館の入口近くにお参りするような施設があったのでお参りして写真に納めたけど、一体どういういわれの建物だったのかな?


ハノイにあるホー・チ・ミンに関係する施設を全て見終わった後、フォーンセンというお茶屋にタクシーで向かった。講師がお茶が好きなので、ジャスミン茶とベトナムで飲まれているハス茶をお土産しようと思ったからだ。再び旅の指差し手帳を使って再び使って無事に到着。ハス茶を試飲させてもらったけど、くせがあるわけではなく飲みやすかった。その時にお茶菓子で食べたハスの実は日本にも煮たようなものがあるけれど、甘くて少々観光疲れしてきた僕には一層美味しく感じられた。そして、ハス茶とジャスミン茶、そしてお茶菓子にハスの実を買って、店を跡にした。
歩いていける場所にあるシクロ・バーに向かった。シクロは自転車の目に人力車の座席をくっ付けた乗り物なんだけど、あまり街中では見かけなかった。このシクロ・バーにはそのシクロが並んでいる。一人だったためシクロに座って食事を取ることは残念だけどできなかった。
ビールとベトナム料理を頼んで、午前の観光に疲れた体に栄養補給。



トイレに行った時に日本ではあまり見かけない標識があったので、思わず一枚撮ってしまった。汚すなって事なんだろうな。。。

残念ながらここでデジカメの電池が切れてしまったので、写真はこれまで。
この後はバイクタクシーでマッサージのホンマウドンに行き、ベトナム学会の準備で疲れた体を癒してもらった。マッサージをしてもらったら体は軽くなったけれど、何だか疲れを再認識してしまったので、ホンマウドンを出てからはホアンキエム湖を少し見て、ホテルに帰った。
夕食をホテル一階のレストランで食べ、明日のハロン湾観光に備えて早めに床に着いた。
しかし、今回はこれがあるので大丈夫!タクシー運転手も一発で分かってくれて、いざホー・チ・ミン博物館へ!

この絵は博物館の正面から撮ったもの。周りは木と芝生で囲まれていた。



ホー・チ・ミン博物館はその名の通りホー・チ・ミンの生涯が紹介されている。そして、ベトナムの独立までの軌跡が紹介されていた。
共産主義の良し悪しを論じるつもりはない。ただ、革命により誕生した政権において革命指導者が独裁政治を行うことが多い気がする。北朝鮮の金親子や中国における文化大革命時の毛沢東ぐらいしか知らないけど・・・。しかし、ホー・チ・ミンは独裁的な欲を持たなかった人らしい。また、記憶があやふやで確かではないけど子供はいなかったようだ。これには革命指導者の血を引くということで権力闘争の火種になることを避けようとしたのかなと想像した。
昨日のベトナム大学生との会話においてもホー・チ・ミンを敬愛する感じを受けたのは、このような人柄から来るのかもしれない。僕も僅かな時間でホー・チ・ミンに対してそのような感情が湧いてきたし。
ホー・チ・ミン博物館を出て、ホー・チ・ミン廟に向かった。このような廟を作ってもらうことをホー・チ・ミン自身が望んだかは分からないが、国民のホー・チ・ミンに対する気持ちの表れなのかもしれない。
本来は廟内に入りホー・チ・ミンの遺体を見ることができるのだが、僕が行った時期は休館となっており(10,11月は休館らしい)見ることができなかった。

廟の反対は国会議事堂となっている。

ホー・チ・ミン博物館、ホー・チ・ミン廟を見た次いでに、ホー・チ・ミンの家を見てきた。

ホー・チ・ミンの家にまわって来た時、スーツ姿のアジア系の集団がいてこの建物を撮っていたので、何か分からないけど撮っちゃいました。一体何の集団だったのかな?地方の役人の人達なのかな?
続いてみたのは、ホー・チ・ミンが1954年から亡くなる1969年まで執務を行った大統領府。





当時はベトナム戦争の最中ということもあり、質素な造りになっていた。ただ、その質素感もホー・チ・ミンらしさを感じさせた。
昔の大統領府からホー・チ・ミンが住んでいた家までの途中に孔雀(?)を発見!


網の陰になっていて見づらいな・・・orz。
孔雀(?)を過ぎると池があり、その近くにホー・チ・ミンの家がありました。
池にはコイが泳いでいていて、多くの人が橋からコイの姿を見てました。


こちらがホー・チ・ミンの家。高床式の家です。室内に入ることはできません。写真を見ての通り観光客が多く、二階の廊下が狭かったため一階の写真が中心です。



ホー・チ・ミンの家を見ながら、ホー・チ・ミンはこの長椅子に座りながら色々なことを考え、同志と語り合ったりしていたのかなと思いをはせた。


ホー・チ・ミンの家を見て、コイがいる池の橋を渡り、博物館の入口に戻る途中で果物の樹を発見。何の実かわからなかったけど、熟すと美味しそうだった。
博物館の入口近くにお参りするような施設があったのでお参りして写真に納めたけど、一体どういういわれの建物だったのかな?


ハノイにあるホー・チ・ミンに関係する施設を全て見終わった後、フォーンセンというお茶屋にタクシーで向かった。講師がお茶が好きなので、ジャスミン茶とベトナムで飲まれているハス茶をお土産しようと思ったからだ。再び旅の指差し手帳を使って再び使って無事に到着。ハス茶を試飲させてもらったけど、くせがあるわけではなく飲みやすかった。その時にお茶菓子で食べたハスの実は日本にも煮たようなものがあるけれど、甘くて少々観光疲れしてきた僕には一層美味しく感じられた。そして、ハス茶とジャスミン茶、そしてお茶菓子にハスの実を買って、店を跡にした。
歩いていける場所にあるシクロ・バーに向かった。シクロは自転車の目に人力車の座席をくっ付けた乗り物なんだけど、あまり街中では見かけなかった。このシクロ・バーにはそのシクロが並んでいる。一人だったためシクロに座って食事を取ることは残念だけどできなかった。
ビールとベトナム料理を頼んで、午前の観光に疲れた体に栄養補給。



トイレに行った時に日本ではあまり見かけない標識があったので、思わず一枚撮ってしまった。汚すなって事なんだろうな。。。

残念ながらここでデジカメの電池が切れてしまったので、写真はこれまで。
この後はバイクタクシーでマッサージのホンマウドンに行き、ベトナム学会の準備で疲れた体を癒してもらった。マッサージをしてもらったら体は軽くなったけれど、何だか疲れを再認識してしまったので、ホンマウドンを出てからはホアンキエム湖を少し見て、ホテルに帰った。
夕食をホテル一階のレストランで食べ、明日のハロン湾観光に備えて早めに床に着いた。
Posted by チャタケ at 16:27│Comments(0)
│ベトナム/第五夜
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