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プロフィール
チャタケ
北海道出身で、東北の大学を卒業し、東京で働いています。
徐々に南下しています。

2007年05月03日

学術振興会特別研究員申請書

今年も懲りずに書いています。今までは学生生活の生活資金として採用されればいいな、という程度のものでした。でも、今書いているのは卒業後のしばらくの仕事に該当します。
僕はM2,D2,D3(D1の時は学会と重なりさぼってしまいました・・・)と書いてきました(D3は現在進行形ですが)。D3での申請は卒業後に当たるため、いわゆるポスドクになります。現在、博士取得者の人材の流動化が図られているため、今回の申請においては他の研究室を選択する必要があります。しかしながら、現段階において博士取得の見込みが完全に立っていないことや他の研究室や研究機関と共同で研究を行っていない、海外派遣中などの理由から、今回の申請では今の研究室での受け入れ予定で書いています。・・・というわけでこの時点で大きなビハインドを背負っているわけです。

国が進めた大学院重点化の結果、一昔前とは違い博士取得者が増えました。その結果、それ以前は恐らく成り立っていた博士取得が必要とされるアカデミックポストの需要と供給が崩れてしまいました。そこで、国はポストドクター一万人計画の名の下、ポストドクターを増やして人材流動化(=出身研究室を移動)を進めているし、その必要があります。(従って今回の申請において出身研究室を選択することが不利になるのは仕方ないわけです)
しかしながら、任期を終えたポストドクターの行き先や文科系の博士取得者を考えると、そもそもポストドクターを増やすことはその場しのぎにしかなっていないのではとも思うわけです。特に文科系は企業での活用が難しいのではないかと(これは私見ですが・・・)。となると、アカデミックポスト(大学の助手や講師の定員)を増やすのも大事なのではと・・・。博士課程を出た時には20代後半、三十路前。流動し続けるよりはひとつ所に腰を落ち着けたいのが、日本人だと思うのです・・・。

ということを思ったりしながら書いています。実際問題は今の問題(博士取得)で手一杯なのが現状です。

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Posted by チャタケ at 02:43│Comments(0)
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