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プロフィール
チャタケ
北海道出身で、東北の大学を卒業し、東京で働いています。
徐々に南下しています。

2007年05月24日

昨日の補足

昨日書いた内容において、進学者もある程度の責任があると書きました。「責任」という言葉は適切ではないかも知れませんが、学生がこの現状にどう対処していけばよいのか、私なりの考えを補足したいと思います。私自身もこれから書くような心境にまで至ってはいませんが・・・。
まず、博士課程への進学を決める時に、現在の博士課程が修了時に迎える現実を把握した上で進んで欲しいということです。特に修了後に企業に就職することを考えている人は、現在の状況では多くの場合博士取得が希望する企業への就職を不利にすることが多いです。また、アカデミックポストや研究所などもタイミングにより決まるため、博士を持つことで必ずしもその職に就けるわけではないということも認識した上で、進学を決めて欲しいと思います。
次に、博士課程の学生は色々な手段を講じた上で、声をあげていかなければならないと思います。私の通っている大学のある博士課程の学生は先生に就職の相談をしたくても捉まえられないと、センターに相談に来たそうです。私はセンターに来る前に朝一で学校に来て先生を捉まえて、それでもだめならセンターに行くのが筋ではないかと思います。このようなタイプの人から、あれこれと動き回ったが仕事が見つからなかった人までいます。少なくとも、後者のように動いた上で現状の問題点を我々から訴えていかなければならないと思います。現状では、前者のタイプに文科省や企業が着目しクローズアップしているため、後者のタイプが直面しているより深刻な就職に対する問題点が影に隠れている気がします。そして、これらの問題に対して、私も含めて学生から声を挙げていかなければならないと思います。うちの大学で見ている限りでは、これらの問題に対するセンターは文科省や大学からの声かけで誕生し、学内で開かれるポスドク問題に対する会議も文科省や大学が音頭をとっているようです。そして、これらは文科省が出す指針を後押ししている気がします。

ここまで書いておきながら、自分から何らかの組織を立ち上げることができないのが、私の力量であり、ダメな点です。自己否定になりますが、大学や国に対して声をあげれない私は、このような場で意見を書く資格はないし、書いてはいけないのです。

明日こそはGetty Centerの紹介をします。

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Posted by チャタケ at 09:00│Comments(0)
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